目的から考える塗装選び

目的に合わせた最適な塗料や工法をご提案

外壁塗装には、大切な住まいを紫外線や風雨から守る「機能」的な役割と、外観を美しく保つ「審美」的な役割があります。そこで神奈川県西部・秦野で外装塗装・塗り替えを展開する「かとう建装」が、目的に応じた塗料種類選び方についてご紹介します。当社では、皆様のご要望に合わせて様々な塗料をご提案可能です。

塗料にはどんな種類がある?

住まいの種類や塗りたい部位によって、塗料に求める性能は変わります。一般的に外壁塗装で使用される塗料は、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系という4種類。さらに、水で汚れが落ちるという最先端の光触媒という塗料もあります。ここでは、各塗料の特徴や価格帯などについてご案内します。

塗料の種類 特徴 価格帯 耐久性
アクリル 軽量で、色をくっきり見せる効果がある塗料。低価格ですが耐用年数が短いため、手軽にイメージチェンジをしたい方や、数年後に建て替えなどを検討されている方におすすめ。
ウレタン やわらかく弾力性があり、防水性と耐水性に優れた塗料。ひび割れなどが起きにくい点が特徴です。耐用年数は、シリコンやフッ素、光触媒と比べると短いですが、アクリルよりも長持ちする、コストパフォーマンスに優れた塗料です。
シリコン 上質な塗料で、ウレタン塗料よりも耐久性・対候性と仕上がりのよさに優れています。また、防汚性が高く、塗装後の美しい姿を長期間維持できます。長期的な塗り替えコストを考えれば、お得な塗料といえるでしょう。
フッ素 非常に優れた耐久性・耐候性・撥水性を誇り、美しい光沢もある塗料です。塗料の価格は高額になりますが、塗り替え回数が少なくて済むため、長期的にみるとお得かもしれません。
光触媒 紫外線を当てることで、水が馴染むようになる塗料。水が塗膜に馴染むことで、汚れが付着した部分に水の分子が入りこみ、水で汚れが落ちるようなります。耐久性も高く、長く美観を維持することができます。

外壁塗装でのあなたの目的は?

そもそも、なぜ外壁塗装・塗り替えが必要なのでしょうか? 外壁を構成する.コンクリート、木材、鉄などは、経年によって、劣化・損傷します。建物を塗り替えることによって、経年劣化した部分の補修、保護が行えます。もちろん、外壁塗装はそのためだけに行うのではありません。防カビや断熱といった様々な「機能」を付け加えることもできます。さらに、塗り替えによって、建物の寿命も延び、資産価値もアップします。また、外観を塗り替えることで、家全体のイメージチェンジにもつながります。塗装を行う際には、まず、どういう目的で塗り替えたいのかを明確にする必要があります。

・予算はいくらまで出せるのか?・遮熱や断熱、光触媒機能は必要か?・どんなカラーにするのか?・塗り替えのサイクルはどうするのか?

これらを考慮したうえで、ベストな塗料を選ぶ必要があります。かとう建装では、お客様からご要望をしっかりお聞きしたうえで、お客様の目的に合わせた最適な塗料や工法をご提案いたします。

目的1:夏の暑さを防いでエアコン代を安く抑えたい

塗料の中には遮熱機能を持つものもあります。外壁を遮熱性の高い塗料で塗ることで、夏場のエアコン使用量を減らし、光熱費を削減することができます。電気使用量を減らすということは、地球環境を守ることにもつながります。

目的2:これから長く住むため耐久性の高い塗料を使いたい

外壁は家全体を覆っていますので、塗装を行うには膨大な塗料が必要です。また家全体の塗装の場合、足場も設置しなければならず、手軽には行えません。高い耐久性のある塗料を選んで、できるだけ長持ちさせたいものですね。塗膜の劣化を防ぐ技術を取り入れた塗料や、防カビ、低汚染性などの効果がある塗料を選ぶとよいでしょう。

目的3:できるだけ汚れに強い塗り替えをしたい

外壁は面積が広く、高さもあるため、手軽に清掃することはできません。しかし、そのまま放置しておくと色あせして、大切なお住まいがくすんだ印象になってしまいます。外壁を長期間美しく保ちたい場合には、防汚性能のある塗料を選びましょう。水で汚れが落ちるような「光触媒」塗料も、長く美観を保つことができて魅力的です。

最新の光触媒「ハイドロテクトコートECO-EX」にもご対応可

手間をかけずに、建物をきれいに保ちたい――。光触媒技術を応用した塗料「ハイドロテクトコート」なら、建物の外壁に塗るだけで、自然の力できれいになるクリーニング効果を発揮します。さらに「ハイドロテクトコート」を塗った外壁は空気中の汚染物質も分解するので、建物の周りの空気まできれいにしてくれます。かとう建装では、注目の光触媒塗料「ハイドロテクトコートECO-EX」(TOTO株式会社製)のご提案も可能です。

商品名 ハイドロテクトカラーコートECO-EX 外壁用
特徴 塗るだけで外壁も空気もきれいになり、
環境貢献にもつながる塗料。
標準色/艶 5分艶タイプ:約240色
艶消しタイプ:約210色
コーティング対象基材 コンクリート、モルタル、スレート、金属鋼板、無機質系建材(ALC、サイディングなど)、アルミパネル、亜鉛めっき鋼板、その他既存塗膜面(吹付け材、塗材)など
おすすめの塗装可能場所 ・戸建住宅、マンション、事務所ビル、商業ビル、
 工場、倉庫、駅舎などの外壁
・貯水タンク、看板など建築構造物
・陸屋根形式の建築物の外壁 など